路上の弁護士〈上〉 (新潮文庫)
2008年11月29日 読書 コメント (1)
グリシャムの本は読みやすい。
「法律事務所」も、マフィアに乗っ取られた
恐ろしい事務所との闘い。
本作品も、パートナーになると億万長者になるのと
引き換えに、人々を踏みにじって、
しかし、表向きは、格式を重んじる法律事務所の体裁を
保つのである。
本作は、非常に昨今の日本の金融事情にも
似ていて非常に興味深く読みました。
日本でも合併(M&A)を繰り返して
従業員をリストラにして、時には
家庭崩壊を招かせながら、
会社を株式分割により時価総額を上げ
最終的には、会社を高値で売却する。
まさに、今の日本ではないか。
法律事務所や公認会計士は、第三者の体裁と格式を保ちながら、
その実、会社に加担している。
私は、「ロス・ジェネ」の方とか「もやい」の方の話を聞き
不動産会社の助けで路上生活者を自助努力で救うのであるが
私は、資質の高い福祉団体のおかげで、行政の福祉予算が
削られる「小さな政府」になってしまうのではと思う。
そのことも、何となく考えながら読んだ。
「法律事務所」も、マフィアに乗っ取られた
恐ろしい事務所との闘い。
本作品も、パートナーになると億万長者になるのと
引き換えに、人々を踏みにじって、
しかし、表向きは、格式を重んじる法律事務所の体裁を
保つのである。
本作は、非常に昨今の日本の金融事情にも
似ていて非常に興味深く読みました。
日本でも合併(M&A)を繰り返して
従業員をリストラにして、時には
家庭崩壊を招かせながら、
会社を株式分割により時価総額を上げ
最終的には、会社を高値で売却する。
まさに、今の日本ではないか。
法律事務所や公認会計士は、第三者の体裁と格式を保ちながら、
その実、会社に加担している。
私は、「ロス・ジェネ」の方とか「もやい」の方の話を聞き
不動産会社の助けで路上生活者を自助努力で救うのであるが
私は、資質の高い福祉団体のおかげで、行政の福祉予算が
削られる「小さな政府」になってしまうのではと思う。
そのことも、何となく考えながら読んだ。
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