北京・雲南8泊9日の旅行。

北京の編訳局と社会科学院という
ご立派なところで、
「社会主義下における市場主義経済」という
ことを目指している中国において
「格差問題　富の再分配問題」というお題で
話が行われた。

要するに、社会主義における公平を維持しながら
先富論というどの部分に先に富を与えるかという
矛盾を多大にはらんだ議論をしていました。

日本側は若い学者が新しい議論をしていた。
特に、会社法改正のストックオプションや
取締役の報酬についての議論とマルクス経済学の
理論構築ができていてすごかった。
彼は、某東京にある公立大学から石原都知事の
出身大学院に合格した眉目秀麗な秀才である。
まだ、11月1日で27歳になったばかりだそうです。
「天は二物を与えず」というが与えられた人なのです。
しかも、性格はいいし、写真を撮るとうまいし、
貴公子みたいな人である。
将来、学会を背負ってたつことができる俊英だなあと思いました。

しかも、中国語の通訳をなさる方のレベルが高く
同時通訳ができるだけでなく、あの難解な経済学の
用語を同時通訳しながら解説できることがすごいなと
思いました。

しかも、彼女はモデルにスカウトされるぐらいの
大連美人で、きめ細やかな気配りができる人でした。
スーパーエリートで、大学で日本語を勉強し
卒業後、三菱商事の大連支店で働き、
その後、来日してから、日本語学校に通い
国費留学の試験に合格したスーパーエリートです。
それにも関わらず非常に偉ぶらない人です。

「天は二物を与えた」そして、非のうちどころの
ない人でした。

雲南の話は続編で。