昨日、火曜サスペンスを見ていました。

結末がすごい。「地方紙を買う女」の小説の完結と
事件の完結が同じになる。
これは、衝撃でした。

あらすじは、仙山線愛子(あやし)駅で降りたアベックを
毒殺した潮田芳子が事件の経過を知りたくて
東京から仙台の地方紙を定期購読するところから
話がはじまる。
芳子が購読理由を地方紙に掲載されている小説が
おもしろいといったことが伏線となる。
事件の結果は毒物による心中死と載り、完全殺人が
成功したとわかるやいなや、購読を停止する。
作者の杉本孝志は、これから佳境に入るというのに
定期購読をやめてしまった芳子に怒りを感じるとともに
忘れられない存在になる。
その後、昼間の仕事を辞めて、銀座のホステスになった
芳子の前に、客として杉本が行くところで話は
急展開を見せる。
事件の切り抜きを持って行った杉本は芳子に
事件の真相をせまる。
芳子のみさきへの愛と杉本の小説家としての
富と名声を得るための打算、芳子の優柔不断さ
ゆえの不幸、人はいったい何のために生きるのか
考えさせるテレビでした。

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