松本清張全集〈36〉地方紙を買う女 (1973年)
2007年1月31日 読書
昨日、火曜サスペンスを見ていました。
結末がすごい。「地方紙を買う女」の小説の完結と
事件の完結が同じになる。
これは、衝撃でした。
あらすじは、仙山線愛子(あやし)駅で降りたアベックを
毒殺した潮田芳子が事件の経過を知りたくて
東京から仙台の地方紙を定期購読するところから
話がはじまる。
芳子が購読理由を地方紙に掲載されている小説が
おもしろいといったことが伏線となる。
事件の結果は毒物による心中死と載り、完全殺人が
成功したとわかるやいなや、購読を停止する。
作者の杉本孝志は、これから佳境に入るというのに
定期購読をやめてしまった芳子に怒りを感じるとともに
忘れられない存在になる。
その後、昼間の仕事を辞めて、銀座のホステスになった
芳子の前に、客として杉本が行くところで話は
急展開を見せる。
事件の切り抜きを持って行った杉本は芳子に
事件の真相をせまる。
芳子のみさきへの愛と杉本の小説家としての
富と名声を得るための打算、芳子の優柔不断さ
ゆえの不幸、人はいったい何のために生きるのか
考えさせるテレビでした。
結末がすごい。「地方紙を買う女」の小説の完結と
事件の完結が同じになる。
これは、衝撃でした。
あらすじは、仙山線愛子(あやし)駅で降りたアベックを
毒殺した潮田芳子が事件の経過を知りたくて
東京から仙台の地方紙を定期購読するところから
話がはじまる。
芳子が購読理由を地方紙に掲載されている小説が
おもしろいといったことが伏線となる。
事件の結果は毒物による心中死と載り、完全殺人が
成功したとわかるやいなや、購読を停止する。
作者の杉本孝志は、これから佳境に入るというのに
定期購読をやめてしまった芳子に怒りを感じるとともに
忘れられない存在になる。
その後、昼間の仕事を辞めて、銀座のホステスになった
芳子の前に、客として杉本が行くところで話は
急展開を見せる。
事件の切り抜きを持って行った杉本は芳子に
事件の真相をせまる。
芳子のみさきへの愛と杉本の小説家としての
富と名声を得るための打算、芳子の優柔不断さ
ゆえの不幸、人はいったい何のために生きるのか
考えさせるテレビでした。
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