31歳ガン漂流

2006年1月15日 読書
彼が、今年の4月になくなられたことが
放送された。

彼は、自殺したいという子に、
「僕はもって2年という余命しか
 ありません。自殺するな、死ぬな
 生きろ、とは言いません。
 けれども、生きた証を失うのが
 怖い。奥山という人間が忘れ去られるのが
 つらい。」
と言っていました。

かれは、ガンの余命を聴いて、
ささやかな幸せを感じるようになったと言います。

彼の作家デビュー後、店頭に並ぶ
自分の本をみることなく
死んだ。

今でも、彼の言葉は、自殺したい人、
今真剣に生きていてもがいている人に
非常に響くでしょう。

合掌。

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