カーテンコールメイキング 佐々部清監督と昭和ニッポンキネマ
2005年12月3日 映画
もう、本当に涙涙でした。
主人公は、写真週刊誌の契約社員の香織。
彼女は芸能人のスキャンダルをスクープするが
その芸能人が自殺未遂を起こしたことから、
下関のタウン誌に異動させられる。
その下関市での初仕事は、映画上映の幕間芸人の
安川修平のことでした。
「昭和30年代、映画最盛期のころ、
幕間に歌や物まねをする芸人として
活躍し、妻子にも恵まれ、決して豊かではないが
ささやかな幸せがあった。
しかし、高度経済期とは対照的に映画は斜陽産業と
なってしまう。
そして、それとともに映画の支配人は彼にのみ
厳しい扱いをする。
彼こそ映画が無くなると生きていけなくなることを
わかっているのに。
その理由の一つに、修平が在日朝鮮人だったという
ことが考えられた。
そして、時流は映画からテレビに移っていたことと
娯楽が増えたことから、修平の仕事はなくなり、
それと同時に、妻も亡くなり、娘を日本に置いて
済州島に渡る。
娘とは、「ええ子にしていたら、すぐに迎えに来るけえ。」
その言葉を信じて待つ娘に、修平は娘の元に
現れることがなかった。
そのことが、娘にとって父のわだかまりが
残っていた。
香織は、幕間芸人の父と、娘を会わせるために
尽力する。
父をそもそも捜し出すことはできるのか。
そして、父は娘に会うことはできるのか。
会うとすると、どのように娘を口説いたのか。
幕間芸人修平に若い頃は、藤井隆。
40年後、再会する際の修平は、元スパイダーズの
井上尭之。
夢も枯れ、哀愁漂うその姿。
その姿に、ハーモニカのいつでも夢をは
たまらなくけなげで儚く感じました。
もう、心温まる話だけれど、少し
考えさせる話でした。
主人公は、写真週刊誌の契約社員の香織。
彼女は芸能人のスキャンダルをスクープするが
その芸能人が自殺未遂を起こしたことから、
下関のタウン誌に異動させられる。
その下関市での初仕事は、映画上映の幕間芸人の
安川修平のことでした。
「昭和30年代、映画最盛期のころ、
幕間に歌や物まねをする芸人として
活躍し、妻子にも恵まれ、決して豊かではないが
ささやかな幸せがあった。
しかし、高度経済期とは対照的に映画は斜陽産業と
なってしまう。
そして、それとともに映画の支配人は彼にのみ
厳しい扱いをする。
彼こそ映画が無くなると生きていけなくなることを
わかっているのに。
その理由の一つに、修平が在日朝鮮人だったという
ことが考えられた。
そして、時流は映画からテレビに移っていたことと
娯楽が増えたことから、修平の仕事はなくなり、
それと同時に、妻も亡くなり、娘を日本に置いて
済州島に渡る。
娘とは、「ええ子にしていたら、すぐに迎えに来るけえ。」
その言葉を信じて待つ娘に、修平は娘の元に
現れることがなかった。
そのことが、娘にとって父のわだかまりが
残っていた。
香織は、幕間芸人の父と、娘を会わせるために
尽力する。
父をそもそも捜し出すことはできるのか。
そして、父は娘に会うことはできるのか。
会うとすると、どのように娘を口説いたのか。
幕間芸人修平に若い頃は、藤井隆。
40年後、再会する際の修平は、元スパイダーズの
井上尭之。
夢も枯れ、哀愁漂うその姿。
その姿に、ハーモニカのいつでも夢をは
たまらなくけなげで儚く感じました。
もう、心温まる話だけれど、少し
考えさせる話でした。
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