ISBN:4101132518 文庫 谷村 志穂 新潮社 2004/08 ¥540
函館と南茅部村を舞台にした、
人間の業と愛憎を夫と義弟という三角関係
というだけではすまない内容となっている。
函館は一度行ったことがあって、
函館山の麓にロシア正教、正ハリストス教会、
浄土真宗大谷派(お東さん)、が狭い区画にあり
その四方に囲まれた中に亀井勝一郎宅の碑がある。
亀井勝一郎はすごくいろんな哲学や宗教を知ったし
他国の情報を知ることが出来たのではないかと
思います。
それに対して、南茅部村は封建的な漁村。
今時、「俺についてこい。俺がしあわせにしてやる。」
何ていう人どこにいる。
しかも、伊東美咲の役の人は、漁村育ちでもなく
体も強い方でもないのに、夫が暴力を振るうのですよ。
弟の広治に、救いを求めてしまう
気持ちも解るような気がする。
でも、この恋はどんなに純愛であったとしても
報われることはない。
私の疑問は、どうして弟さんを最初から
結婚の選択肢に入れていなかったのか
という疑問があります。
けれども、私の祖母の時代には
顔も見たことがない相手と結婚して
一緒に生活して行かなくては
ならなかったそうです。
そう考えると私は、良い結婚生活をして
仕事も持ち(もてそうだ)、
凄いことなのかも。
函館と南茅部村を舞台にした、
人間の業と愛憎を夫と義弟という三角関係
というだけではすまない内容となっている。
函館は一度行ったことがあって、
函館山の麓にロシア正教、正ハリストス教会、
浄土真宗大谷派(お東さん)、が狭い区画にあり
その四方に囲まれた中に亀井勝一郎宅の碑がある。
亀井勝一郎はすごくいろんな哲学や宗教を知ったし
他国の情報を知ることが出来たのではないかと
思います。
それに対して、南茅部村は封建的な漁村。
今時、「俺についてこい。俺がしあわせにしてやる。」
何ていう人どこにいる。
しかも、伊東美咲の役の人は、漁村育ちでもなく
体も強い方でもないのに、夫が暴力を振るうのですよ。
弟の広治に、救いを求めてしまう
気持ちも解るような気がする。
でも、この恋はどんなに純愛であったとしても
報われることはない。
私の疑問は、どうして弟さんを最初から
結婚の選択肢に入れていなかったのか
という疑問があります。
けれども、私の祖母の時代には
顔も見たことがない相手と結婚して
一緒に生活して行かなくては
ならなかったそうです。
そう考えると私は、良い結婚生活をして
仕事も持ち(もてそうだ)、
凄いことなのかも。
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