私の父は、公立高校の教師でした。

その父といろいろと話したのでした。

すると、第一次ベビーブーム時代の教師が、
ごっそりやめる。→学校共済持たない。
→正規の教員を雇わないと、学校共済持たない。
→正規の教員といっても、優秀な人材が欲しい。
→でも、新卒では未知数だし、即戦力が欲しい。
→自前で育てるのはめんどくさい。大阪府は
赤字だ。よそで育てた教員を高額で引き抜く。
→引き抜かれた教育委員会(和歌山)は、怒る。
→でも、引き抜かれた先生は、喜ぶ。
とのことでした。

優秀な人材が欲しいのは、どこの業界でもそう。

だからといって、どんな手を使ってもいいから、
自前で優秀な人材を見つけてこないで、
門戸も狭めておいて、育成もせず、
外部から引き抜くとは、何事かと思う。

そして、その引き抜かれた人材も、大阪府でうまくいくとは
限らないのである。
和歌山だから成功したかも知れないのである。

たとえば、家庭のしつけに関しては、自分たちできちんとする。
その代わり、学校の先生を信頼する。
という関係が出来ているから、可能なのであって、
大阪で、そういうことが出来ているのかどうか
これも未知数なのである。

ここまで書いていて思ったことは、
銀行や証券会社、プロ野球の合併及び外資参入の
ことと同じではないかということです。

強い物に巻かれろ的な体質ではいけないのでは
と思うようになりました。

みんな理念というものがあるはずなので、
最終的にはそこに行き着くのでは、
と思います。

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