プロ選手や専門家や研究職や職人さんって凄い人だと思う。

私は、まだ、ぺーぺーなので本当にプロってすごい人だと思う。

江川紹子さんの「生きがいを見つけた38人」を読んで
すごく思ったことは、結局人はお金や安定だけで
職を続けられないということである。

薬剤師の人のページを読んだ。
東京理科大卒業後、資生堂研究開発職へ。
けれども、実験の苦手な彼女にとって、
いくらたくさん論文を出して称賛をえたとしても、
苦痛以外のものではなかった。
結婚後、資生堂を退職。
薬剤師として、文字通り0からのスタートに
なった。
最初は莫大な薬剤の量に圧倒されそうに
なったが、1つ1つ時間をかけて勉強していく
楽しさを知った。
患者さんからの薬剤師指名もすごく
うれしいという。
道に極めると言うことはないが
充実しているという。

それと、闘莉王選手のお父様が40歳で
弁護士資格を取得されたり、日本代表の
宮本選手のお父様が40歳で司法試験の
勉強をしていらしゃる話が掲載されていて
プロをなさっている人の環境を伺い知ることができた。

プロの選手が「結果がすべて」という言葉は
すごく誤解があるように思う。

「結果に至るまでの過程」がしっかりしている
ことを前提にして話されていると思う。
「結果さえ出ればいいでしょう。」という
発想で話されてはいないと思う。

宮本選手の「父のこつこつと頑張る姿に尊敬します。」
という言葉に感動した。
プロの選手って、こんなことまで気配りしているのだと思い
ました。

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