私は、子どもの頃、みんな働いてお金を稼いでいるものだと
思っていた。
ところがである。
家業を継いでいる人が、昼間から(下手すると朝から)
寝ていたり、客がほとんど来ないのに、延々と
店を出しているので、子どもながらに
(このお店大丈夫やろか)と、思っていた。

朝から寝ているおじさんに、
「おじさん。朝から寝ていて、お金なくなるよ。
 どうして、おじさんは朝起きないの。
 家業ついだんだったら、お仕事に行かなきゃ
 なんないのではないの。」
といい、失礼なことをしてしまいました。
おじさんは(今から思うと、若いのにおじさんだなんて
可哀相。)、力無く笑うばかりでした。

でも、ある日、友達を誘いに行くと、
おじさんが、急に怒り出したので、私は逃げました。
なんで怒られるのか、訳の分からないgatapyなのでした。

私は、男性というのは、1つの会社で定年までいるもの
と信じていたので、転職したり、起業したりする人を
どうしてなんだろう。
と、思ってみてました。
普通の人は、当然知っているべきことを
知らないので、時折恥ずかしい思いをすることも
あります。

お嬢さんと呼ばれるのが嫌で、お嬢さんと呼ばれる人は
怠け者なんじゃないの。と、思っていました。

ちがうんですね。

しかも、わたしときたら、
(みんな働きたいから働くのよね。)
と思っていました。
そう、自己実現のために働くのだと。

そうではないことも、徐々に悟りましたが、
かなり馬鹿すぎます。

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