DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2000/11/26 ¥3,990 実話をもとに、アメリカ史の暗部である南部の人種差別問題に鋭いメスを入れたサスペンス映画。64年、ミシシッピーの小さな町で、3人の公民権運動家の行方不明事件が発生する。FBIの若きエリート捜査官と、たたき上げのベテラン捜査官が捜査に乗り出すが、住民は彼らに敵意をもった目を向け、KKK団が執拗に捜査を妨害する。困難な状況のもと、床屋でFBIの捜査官が
証拠を突きつける。

ところで、この映画の凄いところは、黒人に対する
リンチを克明に描いたことである。
そして、黒人市民権運動が複雑な利害関係で動いている
ことがわかり、キング牧師の苦しみが凄く分かるのである。
私は、キング牧師が射殺されたモーテルに行ったのですが、
そこでは、黒人というだけで、飲み屋さんで嫌がらせをされるのである。
それは、国連でも「黒人は精神的苦痛を受けている。」
と勧告されたぐらいなのである。

ところで、今現在黒人差別も別次元になってきている。
黒人は、白人と同じ学校に行くことができるが
白人と同じ学校に行く黒人の子を、同じ黒人が
排除したり、エリート黒人がそうでない黒人を
差別している。

尚一層アメリカは難しい問題を抱えている。

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