坊ちゃんの時代―凛冽たり近代なお生彩あり明治人
2004年4月9日 読書
ISBN:4575930598 単行本 谷口 ジロー 双葉社 1987/06 ¥900
凄い。
はっきり言って、これは、凄い。
明治時代の生活をまざまざと見せつけてくれる
マンガである。
当時は、官と民の差がすごくて、樋口一葉が一月10円で
女所帯3人ですんでいたところを、漱石は妻の見栄と
親の借金を返すために、東大のみならず、明治大学でまで
教鞭を執っていた。一月100円でも足りず、綱渡り生活をしていた。
そのうえ、帝大を辞めてから、漱石は朝日新聞で働くのだが、
生活は困窮を極め、見栄っ張りな(これにはいろいろな評価あり。)妻と喧嘩し、妻の愚痴を書くようになる。
また、胃潰瘍と不安神経症を紛らわせるために、
酒を飲んだりするため、余計駄目になった。
このような彼だったが、西洋を見た自分が日本をどのように
捉えたのかを、小説にして書いています。
本当は、道草、明暗、こころ、等、漱石の深い日本外交の
考えが書いてあるので、書きたいのですが。
日記なので、このへんで。
凄い。
はっきり言って、これは、凄い。
明治時代の生活をまざまざと見せつけてくれる
マンガである。
当時は、官と民の差がすごくて、樋口一葉が一月10円で
女所帯3人ですんでいたところを、漱石は妻の見栄と
親の借金を返すために、東大のみならず、明治大学でまで
教鞭を執っていた。一月100円でも足りず、綱渡り生活をしていた。
そのうえ、帝大を辞めてから、漱石は朝日新聞で働くのだが、
生活は困窮を極め、見栄っ張りな(これにはいろいろな評価あり。)妻と喧嘩し、妻の愚痴を書くようになる。
また、胃潰瘍と不安神経症を紛らわせるために、
酒を飲んだりするため、余計駄目になった。
このような彼だったが、西洋を見た自分が日本をどのように
捉えたのかを、小説にして書いています。
本当は、道草、明暗、こころ、等、漱石の深い日本外交の
考えが書いてあるので、書きたいのですが。
日記なので、このへんで。
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