9年前(1995年)に流行った映画です。
この映画を、アメリカと日本で見ました。

アメリカでは、お金に困っていない女性が売春や風俗をすることに対して、理解が出来ないみたいです。

ところで、この物語は今まで玄人筋しかできなかった風俗業界に対して、援助交際という形で参入してきたコギャル。
今のように、キャバレークラブが、発達していない頃の話です。

佐藤仁美演じるコギャルの援助交際のリーダーと、佐藤康恵演じるのリーダーに不信感を感じながらも、援助交際をしてしまう高校生。

そして、アメリカ留学を前にして、渋谷に行くりさ。
りさはまじめなのに留学費用を稼ぐために、パンツ(下着です)
を売ったり、怪しげなビデオに出てしまおうとする。
そして、援助交際の相手の元教授に対して、従軍慰安婦問題について話をされて、怒ってりさは、援助交際をキックするのである。
私は、こんな真面目なりさが、援助交際をしたり、パンツを売ったりする理由がさっぱり解らなかった。
コギャルらしいのが売るのは解るが、こんな真面目にものを考える子が、簡単に風俗に入る理由が解らなかった。

それだけ、現在社会って罠が多いのかなとは思っていたけれども、ここまでとはと思いませんでした。

明日は、金原ひとみの「蛇にピアス」にその答えの一端が見えたので、そのことを書きます。

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