明石焼きの発祥の地は明石。たこ焼き発祥の地は大阪。

ちゃんちゃん。

違うって。

もっと先があります。

明石焼きは、キリシタン大名の高山右近が、明石城にいたときに、献上されたのが最初の記録であるという。
たこ焼きを太閤秀吉は食べたのか?
知りたいですね。

まず、原材料が違います。
明石焼きは、卵黄のみで作ります。
そのためか、ふっくらした、風合いに仕上がります。
これに対して、たこ焼きは、卵の卵白も使いますし、
小麦粉も混ぜ、だしも少し隠し味で入れます。
これが、外はからっとしていて、中はジューシーになるということですね。

そして、焼くときの機材が違います。
明石焼きは、銅器で出来たもので焼きます。
これが、焦げ付きを防ぎ、ふっくらとした風合いのものに仕上げるのですね。
これに対して、たこ焼きは、鉄器で焼きます。
原材料からしても、焦げ付かないし、
外はかりっと中はジューシーに焼くことが出来ます。

また、最大の違いは、食べ方ですよ。
明石焼きは、ネギ入りのだし汁につけて食べます。
味的には、京都のだし巻き卵に似ていますが、
卵とだし汁が別々なのが違うし、
もうあつあつしていて、寒い日に食べると
最高。

これに対して、たこ焼きはソースに青のりをかけて、
鰹節をかけたときに、熱さで踊っているのって
うきうきしてしまう。

そして、中にとろーりとした中身とソースが絡み合って、
最高。

うひゃ。食べたくなってしまった。

ところで、両者共通しているのは、熱々で、安価で、たこがおいしいこと。
これに尽きます。

明石焼きの変形として、だし汁をあんかけにして、中に生姜と紅生姜が入っているのもあるのです。

そして、神戸焼き。
明石焼きの中にチョコやレアチーズやイチゴ等を入れるのです。
プチ・カステラみたいなのかな。

食べてみたいよね。

ところで、またまた、野球ネタになってしまいますが、
横浜の進藤コーチは、オリックス時代に明石焼きに
巡り会い好きになったそうです。

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