ISBN:4847102355 単行本(ソフトカバー) 佐藤 泉 早稲田経営出版 ¥1,600
著者は、東大卒。10年間証券会社に勤務後、法務トレーニーになり、司法試験に合格したものすごすぎる経歴の持ち主である。

しかし、彼女はキャリア女性にありがちな、仕事に邁進するだけの女性ではなく、30歳でバレエを学ぶ優雅で知的な女性である。

彼女は、最終的には課長にまで行くが、最初の直属の上司の言葉が、「君は招かれざる客だ」。である。

私なら、翌日辞表を出すな。

ところが、彼女は頑張るのである。
彼女のここまでの出世は、彼女の能力をみとめられたわけではなく、男社会に合わせた結果だと思う。
「白のものを黒」というのは、かなり辛いと思います。
鬱になられたこともあるそうです。

彼女の経歴は凄いけれども、総合職として入ったけれどもとか、
一般職に入って転換試験受かったが、という人が読むと
共感を得られると思います。

男性の関係のみならず、女性社員とのつき合い方、組織論については、男性にも、得るところがあると思います。

世の中を変えるのは、かなり難しい。
夜明けはいつ来るのか。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索