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国労・全動労採用差別最高裁判決
2003年12月26日千四十七人の旧国鉄労働者の採用差別事件について、最高裁判決は二十二日、JRの不当労働行為責任を認めた中央労働委員会命令を取り消した昨年十月の東京高裁の判決を支持しました。
しかし、高裁判決に賛成をした裁判官は三人、反対した裁判官は二人と意見対立していることから、すんなりJR側の意見を認めたわけではないことが分かります。そして、ILO勧告に反していることについての国際的な批判もあります。
この判決が出たからと言って、解雇撤回・JR復帰のたたかいが終わったわけではないと思います。
ただし、徒労感は残ります。(二十年近く戦った結果が、これか。)という思いも、私にはあります。家族の中には、限界を感じる人もいる中で、解雇された人の妻は、「涙は流さない。悔しいけれど。今では、NTTも国立病院の職員の首切りが、波及している。この首切りが、国の弱いものいじめの出発点だった。どうしても負けることは出来ません。だから、涙を流さない。」
私は、頭が下がる思いです。結婚生活の半分は、バラバラの生活になったのに、夫の活動に理解示す妻なんて、今日いません。
「亭主元気で、留守がいい。」と思っている妻の方が多い中で、こんなに、前向きな人もいないのではと、思いました。
しかし、高裁判決に賛成をした裁判官は三人、反対した裁判官は二人と意見対立していることから、すんなりJR側の意見を認めたわけではないことが分かります。そして、ILO勧告に反していることについての国際的な批判もあります。
この判決が出たからと言って、解雇撤回・JR復帰のたたかいが終わったわけではないと思います。
ただし、徒労感は残ります。(二十年近く戦った結果が、これか。)という思いも、私にはあります。家族の中には、限界を感じる人もいる中で、解雇された人の妻は、「涙は流さない。悔しいけれど。今では、NTTも国立病院の職員の首切りが、波及している。この首切りが、国の弱いものいじめの出発点だった。どうしても負けることは出来ません。だから、涙を流さない。」
私は、頭が下がる思いです。結婚生活の半分は、バラバラの生活になったのに、夫の活動に理解示す妻なんて、今日いません。
「亭主元気で、留守がいい。」と思っている妻の方が多い中で、こんなに、前向きな人もいないのではと、思いました。
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