北海道の冬のホームレス。

冷たいのは気候だけではなく、
周囲の目も冷たい。

函館のホームレスの一日を追う
番組を一例としてみたのですが、
本州よりも寒いにも関わらず、
敷物が段ボールのみで、ふとんなしが
いちばん多かったです。

氷点下なのにおおさっむーい。

大阪の釜が崎、横浜のことぶき町(?)、東京の山谷と違って、
テントや小屋を造らないので、余計に大変そうでした。

ホームレス生活で、健康を害した人たちは、ほとんどの場合が
要精密検査か即入院生活です。

私が思うに、治療費は経済的に貧しい人の場合は、免除申請をして貰えばいいのです。
生活が苦しければ、生活保護を受ければいいのです。

その時にネックになるのが、行政の怠慢。
ホームレスって、彼ら自身が怠け者だから、敗者だから、
なるのではないのです。

適切に生活保護を出すべきときに出さないから、
ホームレスになるのです。

ただし、行政も窓口突破さえすれば、生活保護申請は楽なのですが。

経済構造の激変は、昨今凄いです。
ホームレスになる人の初職は、元漁師や単純土木作業員が多い。
それだけではなく、現在はすさまじいばかりに、サービス産業も様変わりして、IT化が進み、不要となった事務員らもホームレスになっているらしい。

そして、北海道出身者のホームレスの割合が高いらしい。
でも、他の地域出身者のホームレスの割合が書いてなかったから、比較できないのですが。
でも、東京のホームレスの中で、北海道出身者はかなり高いらい。

この調査の中身をらしいらしいしか言えないのは、ホームレスの調査が、厚生労働省がきめの細やかな調査がなされていないことである。
そして、全国的には初めて全都道府県でホームレスが発見されたことで(北海道にいることですら信じられないのに、それ以外の都市で)、厚労省は、重たーい腰を上げたんですね。

ホームレスはしたくてしている人を逆転して、倒産失業によることが一番の理由になっているからです。

身につまされましたわ。
私も、結婚できなかったら、そうなっていたかもしれないと思って。

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