あの巨匠木下恵介監督作品である。
この映画のモデルは、京都女子大という。
私の母校じゃんかよ。

実は不肖私め、京都女子大の寮に在籍していたことが
あるのである。

当時から、理不尽な規則があり、門限のみならず、
自習時間が、7時半から9時であり、その間フロにも
洗濯にも行くことが出来なかった。
その上、門限破りが1人でもいると、その寮のものが、
全員、門限10時が7時半になる有様だった。
冷蔵庫やテレビ等電化製品(ドライヤーやトースターさえも)が、50人に1個しか当たらない有様である。
要するに、プライバシー権の言葉もなかった。

こんな理不尽な寮に耐えることが出来たのは、
社会を知らないことと同時に、もし反旗を翻せば
大学を退学させられ、自分の地位すら守ることが
出来ないからであった。
この大学は皇族、財界から援助を受けているため、
理不尽な規則に対して逆らうことが出来ないのである。

しかし、このような彼女たちが、大学自治のために戦う
のだから、凄いことである

KT女子大学。

未だに、世間からずれた教育をしていてはならないと思う。

このグローバルスタンダードに生き延びることの出来る
女子大はいくつあるのだろうか。

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